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合唱団「葡萄の樹」―少し幸せな週末を―

「関西の合唱団紹介のコーナー」ですが、最初ということもあり、自己紹介を 兼ねて、私の合唱団の一つを紹介をさせていただきます。「合唱団葡萄の樹」 は1999年に私が地元の京都で立ち上げた合唱団です。大阪で指揮している 「なにわコラリアーズ」とは対極的な活動をしております。コンクール等を目 標とせず、生活の身近にある合唱活動として、歌うことが生活を潤していくこ と、歌うことで少しハッピーな週末を迎えられるように金曜の夜に練習をして います。葡萄の樹の名の通り、創立当初は宗教曲を中心にしながら教会で練習 をし、教会でクリスマスコンサートを行なっておりました。現在は人数の関係 で、コンサートホールで演奏会をし、宗教曲以外にもさまざまなジャンルの曲 を演奏するようになりましたが、アットホームでフレンドリーな雰囲気は変わ りません。
私たちが毎年この時期に演奏会を開くのはクリスマスのシーズンが本来的に 「想像力」に満ちたシーズンであると思うからです。1年の終わりに、自分た ちの過去や未来についてだけではなく、他者や世界中の人々について、そこで 起こっている事態や現象について、そこに満ちている願いや思いについて、 ・・・思いを馳せること、分かち合うこと、音楽を通して祈ったり感謝したりす ることこそが、音楽を愛する私たちの音楽に対する大切な向き合い方であるよ うに思います。
演奏会では私が主宰しております「みやこキッズハーモニー」も一緒に出演い たします。子どもたちにはたくさんのお客さんの前で歌う経験をさせてもらい、 最後には合同演奏していますが、子どもを加えることで、世代を超えて歌で一 つになれること、聴衆と一緒になって子どもたちを応援する雰囲気が作れ、 合唱の素晴らしさを実感しています。
昨年は「みなづきみのり」の歌詞に新進気鋭の松本望が付曲した「木々のス ケッチ」を初演させてもらいました。今年は、「みなづきみのり」シリーズ 第2弾として、信長貴富先生の新曲を演奏させていただきます。

日時:12月22日(日)15時開演(14時30分開場)
場所:京都コンサートホールアンサンブルホールムラタ
曲目 ・Singet dem Herr nein neues Lied(J.s.Bach)
・委嘱新曲(タイトル未定!11月上旬現在)(作詞:みなづきみのり/作曲:信長貴富)

ハンナ 2014年1月号 合唱団あ・ら・かるとに掲載
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