夢見る魚のあぶく
by みなづきみのり

心の翼 めっせーじ


心の翼を目指せ!

詩を書き出して10年にもならないのに、私の心から生まれた拙い言葉に 北川昇さんをはじめ、たくさんの作曲家が音楽を与えて下さっています。 言葉は多くの人の胸で温められ、新しい気持ちを乗せてまた誰かに向か って飛翔していくのだと思うと、言葉を書くことで誰かと繋がり あって いることが実感できて、とても嬉しい気持ちになります。
組曲として作られている「心の翼」の4曲目までは、私 の作品から例に よって北川昇さんが「若い人の心に潜む気持ちを意識した詩」について絶 妙なチョイスをされて構成されているものです。ただ、終曲だけは、北川 さんが関西学院高等部グリークラブの記念コンサートへの曲を作られると 知り、とっさに書き下ろした若い男声合唱用の オリジナルの詩です。「翼」 は、名門グリークラブを有する学院の校歌の一つ「空の翼」へのオマージュ でもあります。私たちはいつでもどん なときでも、来るべき飛翔に備え、 翼を磨いていなければならないのではないでしょうか。不安や孤独やたくさ んの悔しさや涙や辛さと悲しさによって。

歌と仲間を愛する若い人たちへ。ぜひ心の翼を鍛えて下 さい。そして強い 気持ちで歌うことで、ぜひ大空を飛翔してください。

この曲がたくさんの(気持ちの)若い男声合唱団に歌われることを夢見ています。




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