宝探しに出かけよう

さあ
宝探しに出かけよう
冒険をしよう
山に登り
あの崖越えて
吊り橋渡って
掠り傷堪（こら）えて
僕らは宝の地図を持っている
心の奥の深いところに

さあ
宝物を探しに行こう
冒険に出よう
船に乗って
荒波を越えて
星空を眺めて
嵐を耐えて
僕らは宝のありかを目指している
瞳の奥の羅針盤で

古いお城の王冠や
海賊が埋めた金や銀
魔法の呪文や光る石
そんなものよりもっと素敵な宝物があるらしい
それが何かは誰にも分からない
でも
僕らの人生には
必ずどこかに大切な宝物が隠されている

険しい道越えて
たどり着いた山の上の景色のように
嵐が過ぎた夜明けの水平線のように
何かを待ち
何かを耐え
何かに挑んだときだけに得られる宝物だ

悔しいことがあったって、俯くのはまだ早い
不安なことがあったって、ためらうのはもったいない
今日の涙は明日の勇気
どんな夜にも素敵な夜明けがやってくる
一生懸命頑張れば
僕らは自分だけの宝物を見つけることが出来るはず

だから、出発しよう
見上げれば青い空　あの雲目指して
見渡せば青い海　あの波目指して
風は僕らの応援団

手を取り
力を合わせて崖よじ登り
声を合わせて船を漕ぎ
汗流し
握りこぶしを作りながら
僕らの宝物を探すんだ

さあ
冒険に出よう
勇気をもって歩き出そう
気持ちを込めて漕ぎだそう
宝の地図は胸の中
僕らの瞳はきっと見つけるはずさ
宝物のような素晴らしい何かを