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 よどこん金賞を獲るの巻

09−11 2009.12.10

コンクール全国大会(北海道:札幌)の結果発表の手前、すっかり日 が暮れたあとの中島公園から見たキタラホールの真上には金色の三日 月が輝いていました。一人でホールに舞い戻ってきたのですが、雪が 少しちらつき、冴えた夜の美しい光景にしばし公園に立ち尽くしてし まいました。会場に間に合わないうちに金賞の連絡をもらい、戸惑い もしましたが、まさか自分が生きている間に「よどこん」が全国大会 で金賞を獲ることなどないだろうと思っていたようにも思うので、 ラッキーパンチだとしても、継続することっていうのはこういう事態 にも遭遇出来てありがたいものだなあ、と思いました。何しろ私が 「よどこん」を指揮して初めて獲った賞は「関西コンクール銅賞」で すから、そこから「関西銀」→「関西金(全国行けず)」→「全国銀」 →「全国金」という約20年のステップを考えると感慨深いものがあ ります。
だからといって、「よどこん」が少しでも上手い合唱団だとか、優れ ているとか、そういう気持ちは全くありません。新しい曲をやれば、 音取りに時間がかかり、またドミソもハモらないのでしょう。音楽的 に自発的なものに満ちているわけでもありません。ただし、この数年 間、サウンド作りと和声についてひとつのやり方を貫いてきたこと、 私の練習参加率が減るにしたがって練習そのものにパッケージ的な安 定感が出てきていること、それを副指揮者始めスタッフが地道に遂行 してきたこと、その成果が今回の受賞であること・・・、については、 私以外のスタッフへの感謝の気持ちと、それが報われたことへの喜び の気持ちがたくさん沸いてきます。
継続することや地道な努力は大切であるという一つの例としてはとて も良い体験をさせてもらいました。

しかししかしコンクールは何のゴールにもなりません。
ますます一生懸命音楽と向き合っていくための「励み」としたいと 思います。

P.s
全国大会がひと周りし、札幌のキタラホールは二回目でしたが、キ タラホールで合計3つも金賞を取っているのに、一度もそのコールを 聞かずということになってしまいました。もっとも私は授賞式という ものが好きではないので。そのくらいで結構ですが。
(よどこんの金賞は私にとっては15個目の金賞です。びっくりです)

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