桜の花びらのように

女声アンサンブル桜組の皆さんへ

私たちを取り巻く時間や季節は、循環しているようでいて少しずつ変化しながら違う物語を生み出しているのでしょうか。例えばこの季節、春との再会は去年の私より少し変化している私たちの気持ちにも気づかせてくれますね。 今回、私の拙い言葉から田中達也先生が季節を巡る音楽を作ってくださいました。何かを掴み、何かを手放しながら季節の中で少しずつ成長していく私たち歌とも言えるのでしょうか。 それがステージの皆さんによって歌われ、客席の人の心に伝わっていくこと…、この心のリレーを想像するだけで気持ちが温かくなります。夏から春への素敵な物語が展開されますように。 そして、いつかまたお会い出来ますように。本日は遠く関西からステージの成功をお祈りしています。

2015.4.1