歌を翼に 天使のドロップより

歌を翼にして
どこまでも飛んでいきたい
僕ら
手を取り合いながら

朝焼けの空
水平線に沸き立つ雲を眺めていたら
海を越えてみたくなった
遥かな雲
憧れの先まで

雨上がりの空
稜線にかかる虹を眺めていたら
山を越えてみたくなった
遥かな虹
夢の果てまで

僕らに翼はないけれど
歌なら出来るだろうか
一人の歌では届かないけれど
声を合わせれば出来るだろうか

僕らの歌はどこまでも越えていく
僕らの歌はいつまでも続いていく
海と山の向こうまで
悲しみをやさしさに変え
夢を未来へ繋ぐのだ
歌を翼にして
どこまでも
いつまでも
飛んでいきたい


2013.9
作曲:信長貴富  葡萄の樹 2013