かえる、雨上がり

5


蛙は憧れを持っていた
何かに出会うことについて
蛙という存在を超えることについて
日常というものを越えることについて
いや、越えられないとしても

自らの可能性にチャレンジするために
ImaginationとView pointにおいて日常を乗り越えるために

いや、乗り越えられないとしても