「あなたは一人ではないんだよ」
「誰も一人ではないんだよ」
もし、そう言われたとしても
「そんなこと分かってる…」って、差し延べられた手を振りほどこうとしてしまうことってありますよね
それでも、そっと歌を歌ってみてください
心の中にはたくさんの歌がありませんか
私たちは、幼い頃からお父さんやお母さんや、いろんな人にいろんな歌を歌ってもらい、それを聞き、口ずさみ、励まされ、勇気をもらって生きてきたのだと思います
心の中には、そんな歌とともに、誰かとの思い出や、憧れや夢がいっぱい詰まっていませんか?
なぜなら歌とは「誰かから誰かに、気持ちを込めて歌われるもの」だからです
歌は常にあなたと共にいます
歌は常に私たちの心の中にいます
つい、思い出しさえすれば、つい口ずさみさえすれば・・・、「歌は私たちの、いつもそばにいる友だち」なのですね。
この曲は東北の大震災で傷ついた多くの人を慰め、復興しようとする多くの人を勇気づけようとして誕生しました。その後も熊本で大きな震災がありましたが、仮に災害には遭わなかったとしても、私たちは誰でも何等かの形で大切なものを失ったり、傷つき悩み、不安を抱えながら生きています
でも
この歌が、そんな私たちのそばにいてくれる歌でありますように
歌うことは生きること
ともに歌う合唱はともに生きることです
隣にいる仲間とともに、力強い歌を歌ってくださいね
皆さんの歌声が今日の大空に響いていることを想像しています
私は今日、その空を見上げています