プロフィール

伊東恵司 Keishi Ito

児童から大人まで、あらゆる形式・ジャンルの合唱指導を精力的に行う。宝塚国際室内合唱コンクールでは総合グランプリ(20周年記念大会)、セギッツィ国際合唱コンクールでは総合2位とMauro Chiocci特別賞を受賞、世界合唱シンポジウムでは2度にわたり(ソウル・バルセロナ)特別招待演奏団体に選出され講師も務める等、国際舞台での評価も高い。全日本合唱コンクールでも多数の金賞、特別賞を受賞し、現在は、「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル(京都)」の主催や「小中高の音楽教師向け講習会」「大学生指導者合宿」の企画等、合唱の広がりを目指した活動に力を注いでいる。日本合唱指揮者協会理事、全日本合唱連盟青少年委員。カワイ出版より「スチューデントソングブック(1・2)」「合唱エクササイズ(育成編・運営編・日本語編)」、ブレーン株式会社より「合唱のイントロダクション」を上梓。また、「みなづきみのり」のペンネームで作詩(詞)活動を展開。「合唱物語」という形態の構成も含めて多数の作曲家により合唱曲が作られている。(453字)


児童・混声・女声・男声…あらゆる形式・ジャンルの合唱指導を行い、全日本合唱コンクール・宝塚国際室内合唱コンクール等でグランプリ、金賞、特別賞を多数受賞。現在、全国各地で審査員や合唱指導を引き受けるほか「アルティ声楽アンサンブル」「コーラスめっせ」等の新規の合唱フェスティバルの企画や主催を行っている。現在、日本合唱指揮者協会理事(関西支部代表)。カワイ出版より「スチューデントソングブック(1・2)」「合唱エクササイズ(育成編・運営編・日本語編)」他、ブレーン株式会社より「合唱のイントロダクション」を上梓。「みなづきみのり」のペンネームで作詞活動展開中。(278字)


Conductor born and living in Kyoto. Ito coaches every category of choirs and tackles every style of pieces. He won the Grand Prix at the 20th Takarazuka International Chamber Chorus Contest, the 2nd prize and Mauro Chiocci’s special award at the 58th Seghizzi international choir contest. He was chosen as a special guest with Naniwa Choraliers at the 10th World Symposium on Choral Music in Seoul and with Ensemble Vine at the 11th one in Barcelona. He also won a large number of prizes at the National Choral Competition every year.
Currently he is organizing some choral events such as Kyoto Alti Vocal Ensemble Festival. He has written a lot on description of chorus music, on coaching and developing choirs. He also writes lyrics as Minori Minazuki. His works have been composed by many composers. (139 words)

経歴

67年、京都市生まれ(夢見る少年期を過ごす)。
90年、同志社大学を卒業。
在学中は「ポストモダン芸術論」を専攻し、音楽論、映画論、写真論等に造詣を深める。 ゼミ論は「映像の解釈学~感覚的時間論:アンドレイ&ヤスジロー&フランソワから ジャンコクトーのほうへ~」。また、同時に所属していた『同志社グリークラブ』の第58代学生指揮者として、当時 「むかうところ敵なし!」とさえ言われた黄金期を築くとともに、指揮者の福永陽一郎氏より絶大な信頼を受け、ヨーロッパ演奏旅行、東西四大学合唱演奏会、同関交歓演奏会、 関西六大学合唱演奏会、定期演奏会等で活躍。
90年、卒業コンサートの一週間前に尊敬する唯一絶対の師匠福永陽一郎氏が逝去。福永氏からの薫陶を生かすべく合唱を続けようと決意。

関係合唱団

90年より『淀川混声合唱団』の指揮者として活動
93年に『なにわコラリアーズ』を創設し以後指揮
97年に京響定演「カルミナブラーナ」の合唱副指揮者として『京響合唱団』を指導
98年に誕生した『お江戸コラリアーず』では音楽監督?を務める
99年に『合唱団「葡萄の樹」』を創設し以後指揮
00年に『アンサンブルVine』を創設し以後指揮
02年より『畷ジュニアハーモニー』の指導を開始
03年より奈良のお母さん合唱団『エントアール』を指導
06年より京都にて『みやこ・キッズ・ハーモニー』を創設し指導者兼音楽監督
06年より『同志社グリークラブ』技術顧問
09年より『合唱団うぃろう』音楽監督
10年より『混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ』音楽監督
15年より『コールメイプル』音楽監督
22年より『京都ユースクワイア』指導

一般合唱団
淀川混声合唱団(混声)
なにわコラリアーズ(男声)
合唱団「葡萄の樹」(混声)
アンサンブルVine(混声)
みやこ・キッズ・ハーモニー(児童)
コールメイプル(女声)
合唱団うぃろう(混声・名古屋)
エントアール(女声)
アンサンブルキアーラ(女声)
京都ユースクワイア(混声)

大学合唱関係
同志社グリークラブ
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ
京都府立大学合唱団
同志社コールフリューゲル

実行委員長
アルティ声楽アンサンブルフェスティバル
歌のホリゾント

監修・音楽監督
アンサンブル・ミカニエ(混声・和歌山)
漆煌星男声合唱団~どさんコラリアーズ~(男声・北海道)
えちごコラリアーズ(男声・新潟)
アンサンブルキール (女声・静岡)
伊那混声合唱団(混声・長野)
TFM合唱団(混声・豊橋)
PLOVER Pure Blueberry(女声・松江)
Vocal Communication こしひめ(女声・新潟)

ほか

受賞歴

全日本合唱コンクール

99~08年「なにわコラリアーズ」10年連続金賞受賞。6年連続シード権獲得
00:北海道知事賞  01:文部科学大臣賞  02:滋賀県知事賞  03:三重県知事賞  04:文部科学大臣賞
05:新潟県知事賞  06:日本放送協会賞  07:文部科学大臣賞

04年~  「淀川混声合唱団」
04:銀賞 05:銀賞 08:銀賞 09:金賞 11:銀賞 12:銀賞 13:金賞 14:金賞 15:銀賞 16:金賞 17:金賞 21:日本放送協会賞 22:銀賞

04年~  「アンサンブルVine」
04:銀賞 05:金賞 06:銀賞 07:金賞 08:金賞 09:日本放送協会賞 10:銅賞 12:日本放送協会賞
13:千葉市長賞 14:金賞 15:金賞 16:金賞 17:銀賞 18:札幌市長賞 19:銀賞 21:岡山市長賞
22:金賞

07年~  「同志社グリークラブ」
07:銀賞 09:銀賞 11:銀賞 12:銀賞 13:銀賞 17:銅賞 19:銀賞

11年~  「混声合唱団名古屋学コール・グランツェ」
11:金賞 16:金賞 17:金賞 18:札幌市教育委員会教育長賞 19:京都市教育長賞 22:銀賞 23:銀賞

宝塚国際室内合唱コンクール

01,03年 『Ensemble Vine』を率いて金賞受賞(総合3位、兵庫県知事賞)
03年  20周年記念グランプリ大会において『なにわコラリアーズ室内アンサンブル』を率いてグランプリ金賞を獲得
12年  『JCDAユース合唱団』でシアターピース部門金賞(総合3位)

その他

02年 『畷ジュニアハーモニー』上海浦東中外小使者音楽サマーキャンプ合唱コンテスト 金像賞
04年 『エントアール』お母さんコーラス全国大会 ひまわり賞
08年 『コール・スピリタス』第1回声楽アンサンブルコンテスト全国大会(福島)金賞
10年 『合唱団うぃろう』 第1回合唱グランドチャンピオン決定戦inびわ湖(滋賀)優勝
19年 『松江プラバ少年少女合唱団~ピュアブルーベリー』セギッツィ国際合唱コンクール
     グランプリコンクール総合2位
     フォークロア部門金賞、現代音楽部門金賞およびMauroChiocci特別賞
22年 『京都ユースクワイア』東京国際合唱コンクール ユース部門第2位金賞、課題曲賞
23年 『京都ユースクワイア』台北国際合唱コンクール
     ユース部門・民謡部門金賞、ルネサンス曲最優秀演奏賞、グランプリ進出

海外演奏旅行

■89年2月~3月
同志社グリークラブの学生指揮者として、ドイツ、スイス、ギリシャ、フランス。1か月にわたる 演奏旅行で12回の教会コンサートを経験。

■93年9月
同志社グリークラブ&グリークラブOBの合同合唱団の指揮者として、アメリカ演奏旅行。アーモスト大学、フィリップスアカデミー、アンドヴァー神学校を歴訪し、ボストンシンフォニーホールの記念演奏会で指揮。

■01年8月
シンガポールで行われた「アジア南太平洋合唱シンポジウム」に『なにわコラリアーズ』が招待出演。

■02年7月
『畷ジュニアハーモニー』で「上海国際児童合唱フェスティバル」に出演。

■04年8月
カナダのバンクーバーで行われた「バンクーバー国際音楽フェスティバル」に『なにわコラリアーズ』が招待出演。

■05年7月
京都で行われた「第7回世界合唱シンポジウム(世界合唱の祭典:京都)」に『なにわコラリアーズ』が招待出演。 (アフタヌーンコンサートに法被姿で登場)

■09年10月
台北メールクワイアーの招きにより、『なにわコラリアーズ』が台北国立音楽院でコンサートを開催。

■12年3月
JCDAユース合唱団と共に、ポーランドへ演奏旅行。

■14年8月
ソウルで行われた「第10回世界合唱シンポジウム」に『なにわコラリアーズ』が招待出演。

■15年5月
関西耕友会とともにブルガリア(ブルガリアフィル定期演奏会)、コソボ(現代音楽祭)へ演奏旅行。

■16年2月
同志社グリークラブとともにマレーシア演奏旅行(イスカンダリア王宮で招待演奏)。

■17年7月
アンサンブルVineとともに第10回世界合唱シンポジウム(バルセロナ)に海外特別招聘合唱団として参加。

■19年9月
和歌山児童合唱団とともにエストニア歌の祭典(150周年記念)に参加。

■19年9月
プラバ少年少女合唱団とともに「セギッツィ国際合唱コンクール」に参加。

■23年8月
京都ユースクワイアとともに台北国際合唱コンクールに参加。

委員等

日本合唱指揮者協会理事、関西支部代表

全日本合唱連盟大学生委員

ICOT一般社団法人東京国際合唱機構理事

京都府合唱連盟副理事長

Alvefアルティ声楽アンサンブルフェスティバル代表

著書等

・スチューデントソングブック1、2(カワイ出版:共編著)

・グリークラブアルバムClasicc、Next(カワイ出版:共編著)

・合唱エクササイズ「育成編」「運営編」「日本語編」(カワイ出版)

・合唱のイントロダクション(ブレーン株式会社)