2021年の幕開け
2021.1.4
さて、今年はどんな年になるのでしょうか?
きれいな初日の出を拝むことが出来ました。
そして、いつもの「とらや」ですが、何と一条本店の茶寮一番乗りの客となりました!開店前に辿り着きましたので。
洗い立ての暖簾が美しく、仲居さんの立ち居振る舞いも美しく、すべてが輝いて見えました。いつもは干支の生菓子を注文するのですが、今年の丑があまりにも現代アートであったので、王道の「花びら餅」にして、手を合わせていただきました。
近々歌詞執筆をもくろんでいる「組曲:甘味礼賛」の一曲は「餅に願いを」で決定ですね。一年の願いを込めてお正月に食べる京都の和菓子(雑煮をアブストラクトしています)ですが、知ってましたか?。
ちなみに「甘味礼賛」、他のタイトルは「棚からぼた餅、もしくは饅頭こわい」「桜餅、柏餅、あなたはどっち?」「みなづき食べた」「ペパーミント葛切り、もしくはイチゴ汁粉」「羊羹一棹」…、こうやって書くと、差し入れに甘い物が来そうなので、言い訳しておきます。実は私は甘味に目がないわけではないのです(嫌いではないですが)。
甘味が好きというよりは、見た目のきれいさとか季節感とか、色合いとか風情とか優雅さとかが好きなのです。舞妓さんのつける簪(季節を先取りしているような感じの)に目が行くようなものです。知りませんが…。