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よどこんライナーノーツより抜粋・フェアウェルコンサートと再会(02.03)・演劇に学べ!合唱(02.11) ・視線について(03.03) ・歌うということ〜NCコンサート(03.05) ・無責任な立場で合唱を考える(04.01) ・大江健三郎と話した!(04.05) |
うたうということよどこんライナーノーツ(2003.05)より
・・・前段略)ライナーノーツの締め切りを越えてしまい、今原稿を書いているのが、
5月6日ですので、2日前にあった「なにわコラリアーズ」の演奏会の興奮の余韻や
火照りがまだ取れない状態です。(しかも筋肉痛や疲れが2日後に出てくる状態で、
年齢と体力のなさを感じます。) 私というのは、どちらかというとナイーブな人間で、一人だと寂しいくせに幼い頃か ら社交的な性格ではありませんでしたし、世間的な人付き合いというのが得意な方では ありませんでしたから、自分のことを「合唱という世界」に拾ってもらった人間であると 思っています。一人では何も出来ませんし、なんの実力もありませんから、仲間を得たこ とに対する感謝の気持ちでいっぱいです。また、「なにわコラリアーズ」自体も決してオ ーディションをして人材を掻き集めた合唱団ではありません。創設メンバー20人中16 人までもが転勤等で団から離れることを余儀なくされたにも関わらず、しぶとく生き残り、 先日のような演奏会を開催できたこと自体には自分自身も含めたメンバー全体のがんばり や周囲からの支援、声援の大きさを感じるものです。
しかし、それにしても我々はなんの為に歌うのでしょうか? |