頑張れ、名古屋グランツェ&信州大学グリークラブ!!
2011.1.17
さて、雪や寒さもあり家の中に缶詰状態のお正月を終え、2011年の 演奏会始めは1月15、16の「名古屋大学コールグランツェ」「信州 大学グリークラブ」の定期演奏会でした。
いとんとん2号名古屋大学コールグランツェでは松本望さんの「天使のいる構図」を 混声委嘱初演を行ないました。これは2009年のオール新作コンサ ートで(→「The Premiere~真夏のオール新作初演コンサートレポート」)) 私が男声初演をした曲ですが、その時から混声にも相応しい曲という気 持ちがあり、ぜひ若い人たちとともに演奏したいと思っていたので、念 願叶っての初演となりました。信州大学グリークラブでは、50周年を 記念して来年信長貴富先生に新曲委嘱することになっており、そのイン トロダクションという意味合いを込めて信長先生初期の男声合唱作品で ある「Voice」を演奏しました。なかなか演奏されない難曲ですが、 雪の舞う中、東京からは信長先生にも駆けつけてきていただき、気持ち の入った演奏を披露することが出来たと思います。
ともに大変な難曲であるにも関わらず、学生たちは強い意欲を持って臨 んでくれましたし、学生合唱団が演奏会に賭けるエネルギーには私自身 が多くのエネルギーをもらうことにもなりました。やっぱり学生合唱団 は凄いですね。大好きです。
プレゼント2011それにしても驚いたのは、まずグランツェメンバーによる「いとんとん 2号」そして、私についての観察眼の行き届いたプレゼント(1:アイ ルランド代表ユニフォーム、2:レインボー指揮棒)でした。指揮棒に いたっては手作り(既製品を切り、やすりかけ、色塗り)ということで、 二度びっくりしました。信州大学グリーでは、混声の先輩とも再会し、 懐かしくもありました。また2頭身にも満たない似顔絵を描いてもらい (聞いたことのあるような台詞も)、いずれも「愛される喜び(笑)」 に浸ることが出来ました。よく考えたらコンクールではライバルにもな り得る二団体、にも関わらず、それぞれの団体関係者が普通に仲良くし てくれていることや、お互いの演奏会に行き来して学び合ってくれてい ることが何より嬉しいです。来年も一緒に意欲的な取り組みをすること が決まっております。一生懸命頑張る学生たちを一生懸命応援するとい う構造は私にとって理想的でもあります。今年も学生たちと一緒になっ て頑張りたいと思っています。
虹色タクト peace 似顔絵
いとんとん2号