はづきさんとのジョイントコンサート
2007.2.15
私の職場ではすでに紅白の梅の花が咲いてます。
ume張り詰めた空気の中にほんのりと香る梅の花の匂いは、いち早い春の到来を予感させてくれ るので大好きです。昔から一軒屋を建てたら前庭を作って梅の木を植えたいと思っていました。 (ちなみに裏庭には藤棚が欲しい)
2月11日に「なにわコラリアーズ」と「女声合唱団はづき」とのジョイントコンサートを 終えました。結果として満員のお客様に聞いてもらえたこと、温かい雰囲気の演奏会になった ことを嬉しく思っています。忙しい社会人が多いことを理由に裏方のマネジメントをほとんど 「はづきさん」にしてもらったため、ジョイントと言いながらも本当に「お世話になりっぱな しの演奏会」となりましたが、やはりジョイントコンサートというものは「合唱が出会いであ ることを改めて感じさせてくれる」ので、嬉しいものだなあと思いました。
「はづき」の真摯でピュアな響きやフレージングは本当に優れたものだと思いますし、岸先生 の導きはいつ見ても勉強になります。しかしそれ以上に、普段違うフィールドで様々な背景と 格闘しながら音楽と向き合っている人たちと出会うということはやはり励みになるなあと思い ました。「歌」は「歌いたい気持ち」によって「歌われる」と思うのですが、その歌いたい気 持ちを支えているのは人生であったり、生活であったり、それに根差し育まれてきた様々な感 性や情緒や人間性そのものであったりすると思います。そういったものをしっかりと感じさせ る演奏というものが生きた音楽と言えるのかもしれませんし、テクニックの優劣ではなく「お 互いの歌に対する気持ちを確認し合うことの出来る演奏会」だったことが何より私には嬉しか ったのです。最後の合同ステージでは、楽しくとても穏やかな気分で締めくくることが出来ま した。
これからも演奏会場やどこかで「あの時一緒に歌った!」と指差しあって再会することもある のかと思うととてもわくわくするものですね。
さて、桃の花のシーズンにはもう一つのジョイントコンサートがあります。ここでは一体どの ような出会いや発見があるのでしょうか…?がんばって準備しないといけないです。Die zwei blauen Augen…アレンジは違いますが、もの凄い懐かしい曲です。これについてはまた…。