ピアノと混声合唱のためのメルヒェン「青をめぐるクジラ」17−01 2017.3.30
小学校6年生で演劇部に属し、唯一取り組んだ創作劇(未来の七夕)では主役を演じた
経験もあり、小学校の卒業文集には将来の職業の夢を「作家」と書いていたこともある
私の体内のどこかには「物語的なもの」への憧れがあるのかもしれません。
さて、名古屋大学コールグランツェとのこの2、3年間の取り組みは、適切な言葉が見
当たらず「合唱物語」と呼んでいるうちに、それがしっくり来るようになってきました。
「夢見る翼のうた」が鳥の話であり、音楽の隠し味としては「グレゴリオ聖歌」から始ま
って「マドリガル〜古典派〜ロマン派〜・・・現代音楽」と時代を駆け上がって行く仕組みに
なっていたのに対して、今回の「青をめぐるクジラ」は鯨と少年の話であり、音楽の隠し味
としては「アイルランド」から始まって、「アフリカン〜スペイン〜北欧〜・・・モンゴル」
と横軸的に世界を旅する仕組みになっています。
(合唱物語シリーズ)
全て50〜55分くらいの演奏時間(「戻り橋」は予想時間として)なのですが、このジャンル
の研究を進めて、昔取り組んだ合唱劇のような形での連続発表会を行うことを夢みています。こ
のような方向性の先には合唱のジャンルとしての広がりやポピュラリティが拡張していくようにも
思いますので。 |
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