宇宙についてを前に17−03 2018.1.14
合唱と言えば男声合唱しか知らず、知っていたとしても、「所詮、それは(付き合ったとか別れたとかばかり言っている)
混声合唱の狭い世界の話でしょう?」と、関心すら持たず、男声合唱こそ合唱の中の王道と考え、のめり込んでいた時代…、
一つ下のマネージャーが、「先輩、恐るべき曲を聞いてきました」と、楽譜まで(私のために)買ってきて語ってくれた
曲が「宇宙について」でした。
あれから30年が経過しました。 私たちは、「ひとりひとり」がうたって(=生きて)います。にも関わらず、個人では存在出来ず、互いにすれ違い、関係を結びながら「ともに」音楽(=時代)を織りなしているのです。20世紀の日本音楽界の巨人とも言うべき柴田南雄の残したメッセージはこのことなのかもしれません。私たちの中にある時間、私たちを取り巻く時間、私たちの中にある物語、私たちを取り巻く物語、「歌うことのトポロジー」が示すのは私たちの人生と世界との関係なのでしょう。・・・ 京都、大阪、神戸、様々な世代・・・、またとないこの出会いを持ち得たメンバーで、20世紀に聳え立つ合唱曲の金字塔にチャレンジしてみたいと思います。 |
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