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 新潟へ

11−08 2011.5.20

元来、じっとして動かないことが多く、あちこち飛び回る性格で はない私ですが、合唱指揮のおかげで、様々なところに呼び出し てもらえるようです。新潟空港に行くと、全日本合唱コンクールで、 「なにコラ」「Vine」「淀川混声」の3団体で出場したことを思い 出しました。こんなことも滅多にないだろうと、前年の松山に続い て父母を招待したのですが、父親がその頃世話していたインコを連 れて行くとか、演奏会場に持ち込むとか言い出して、周囲が一生懸 命止めたり、いろいろ困ったもんでした。ただ父母の前でABダブル 金賞を取ることができて、私自身嬉しかったことを思い出します。 父母も喜んでくれたので、団員たちとは別れ翌日は父母とお寿司を 食べて帰ったものでした。

信州大学混声合唱団の40周年の演奏会で頑張ってくれて、とても お世話になったF君は卒業後、実家の新潟に戻って何とか合唱団を 立ち上げたいという情熱をもっており、ついに立ち上げました。新 潟には彼の立ち上げた男声合唱団の応援に行ってきました。冬に初 めて行ったときには、帰りの飛行機が飛ばなかったり、やきもきと したものですが、今回は快晴、朝早く着いたので、彼の実家(牧場) のジェラートアイスを食べさせてもらいました。これがものすごく 美味しく、私が宣伝するまでもない人気店ですが(東京の有名レス トランに卸したり)、それだけで大満足してそのまま帰っても良い という気分でした。

男声合唱団を続けることがいかに情熱のいることかということは自 分自身で十分に分かっていますから、なおさら応援したくもあるの ですが、まがいなりにも自分が関わり、一生懸命教えた学生が、合 唱をやめずに地元に帰って合唱団を作って頑張ってくれていること は何にも変えがたく嬉しいことでもありました。合唱団の維持発展 には我慢が大事。ぜひ頑張って欲しいと思います。

P.s
お店の名前はジェラテリア・レガーロ。 長閑な田んぼの真ん中にありました。
そうそう、飛行場から眺めた夕日も美しかったです。

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