とっても楽しかった「葡萄の樹」コンサート11−19 2012.1.18京都の「葡萄の樹」という合唱団は「なにわコラリアーズ」ともども、私が チラシを作って団員募集からはじめた合唱団でもありますし、何より私が暮 らしている京都で活動している団体ですので、私の思いというものが投影さ れやすいという特徴を持った合唱団ということが言えるかもしれません。 合唱団「葡萄の樹」 公式HPはこちら(団員募集中)
平日しか練習しておらず、決して大掛かりな団体ではありませんが、創立
以来変わらずクリスマス時期に演奏会をするのは、やはりその時期、夢や、
人と人とのぬくもりのようなものへの「想像力」を大事にしたい時期でも
あり、合唱音楽を通してそれを確認したいという私の思いからでもあります。 いろんなことのあったこの一年ですが、今年も子どもたち(みやこ・キッズ・ ハーモニー)とともに、この地で仲間とともに音楽会を開催す出来たことに 感謝しています。お陰さまで客席ともども温かいひとときを過ごすことが出 来ました。 曲目の仕上がりに関しては反省しきりで(それでも本番はけっこう上手くいった)、 まだまだ勉強しないといけませんが、今年は松波千映子先生に小品1曲委嘱をし ており、それに関しては本当に思い出に残る良いステージになったと思っていま す。委嘱したのは、こどもと一緒に歌えるクリスマスの曲で「お寝坊トナカイ」 というタイトルの曲です。自分で言うのもなんですが、かなり満足の行く演奏が 出来たような気がしております。その証拠にメンバーの嬉しそうな表情を動画で ご覧いただくことが出来ます(You Tube「お寝坊トナカイ」) 滅多に自分の演奏を繰り返し聞くようなことのない私ですが、この映像は単純に とっても楽しいもので繰り返し見てしまいました。アメリカ在住の松波先生にも お送りしたところ、凄く喜んでいただき、本当に良い曲が出来たと思いました。 その一週間後には実は同志社グリークラブに姉妹曲?「寂しがりやのサンタクロ ース」を作ってもらっています。松波さんの特徴は、あまり合唱曲っぽくなく、 かつての「みんなの歌」とかドラマやアニメの挿入歌で出てきて欲しいようなテ イストがあることです。合唱団の演奏会は合唱団の人たちのものだけであっては ならないと思っています。「葡萄の樹」のコンセプトは「生活の隣に音楽を」と いうことで、ふらっと足を運んでくれた人、街角の人にも喜んでもらえるような 場面もたくさん作っていきたいなと思いながら活動をしております。何か迎合し たり安易になることとは別の感覚、生活の中のナチュラルなぬくもりというので しょうか…、そういったことを演出出来る音楽活動を目指していきたいなあ、と 思っています。
松波先生コメント
みやこキッズの子どもたちとも一緒に映像見ていたのですが、みんな画面
に釘付け状態でした。「トナカイ頑張れっ!」ていう雰囲気の演奏で、大
変素晴らしい曲です。(楽譜のお問い合わせは私まで。)
P.s |
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