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赤い鳥小鳥

アルティ声楽アンサンブルフェスティバル公募団体演奏

今年の「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル」の大きなテーマは 「伝えたいうた 残したいうた」です。「北原白秋の詩による童謡」など はまさにこのタイトルに相応しい曲と言えるのではないでしょうか? 考えてみれば我々が路地裏で遊んでいた「わらべ歌」にしても、お母さん やお父さんが口ずさんでいた「童謡や唱歌や子守唄」にしても、決して学 校の音楽授業の中で「教えてもらう」ような性質のものではありません。 世代を超えて伝えていくべき歌、様々な気持ちや思いを宿し、その情緒 性や季節感なんかとともに「歌い継ぐこと」によって、後世に残してい かねばならないものなのではないでしょうか?
この童謡群が信長貴富先生の手により素敵な合唱メドレー「赤い鳥小鳥」 として生まれ変わりました。「揺りかごの歌」から始まり、思い出や物 語の世界を旅するようにして巡り、再び「揺りかごの歌」に帰ってくる あたり、まるで夢を見るような美しさです。

本編は大阪に誕生した「コーラスめっせ2010」の目玉企画としてメイ ンステージで初演されましたが、本日はこの日のために再び一般公募をし てみました。初対面の者同士が短い練習時間で歌います。大事なのは「歌 い継ぐこと」なのです。ぜひ会場でも、会場から外に出ても、口ずさんで みてくださいね。細やかな情感を湛えた言葉と旋律こそが今のこの世の中 に必要なものなのではないかとも思います。

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