雨森先生の合唱団とのジョイントコンサートの中から07−04 2007.3.14
いつも思うのですが、雨森先生ほど最初から最後まで全力投球で合唱の練習に当たられる
方はおられないのではないかと思います。
学生指揮者にとって一世一代の定期演奏会で「何の曲を指揮」するのかということは自身 のアイデンティティにも関わることでもありました。私は前期の関学グリーとのジョイン トコンサートで大好きな曲「月下の一群(堀口大學/南弘明)」を指揮しており、すでに 定期演奏会も「中勘助の詩から(中勘助/多田武彦)」という自分のためにあるようなも う一つの大好きな曲を決めておりました。しかしながら、幸か不幸か従来は1ステージで ある学生指揮者のステージ枠がこの年の定期演奏会に限って諸事情から2ステージとなり、 もう1つの曲を決めあぐねたために夏休みの途中に湘南藤沢の福永先生宅をお邪魔したの でした。福永先生がどの程度私のことを見ておられたのかは分かりませんが(福永先生と の思い出については「耳をすます/ Y.Fの こと」を参考にしてください)、前期演奏した「月下の一群」をとても気に入っておら れたので、資質と傾向を見ての判断だったのかとも思います。ともかくまだ自信が持てて いなかった私としては、考えもしなかった大曲を推薦されたことで一気に舞い上がり、そ の気になって定期演奏会まで突っ走ったのでした。
「さすらう若人の歌」についての思い入れは(別記→「耳をすます/「さす
らう若人の歌」演奏の前に」)のとおりです。
昔の学生合唱団のパンフメッセージとしてもちょっと「肩に力の入りすぎた」文章でも
あるのですが、当時の同志社グリークラブ全体に滾っていた熱き血を思い出します。
話がずれていきました。
P.s 写真: 季節の花300より
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