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「浪漫歌謡」 〜ゴンドラの唄・カチューシャの唄他〜 日本の抒情歌より』法政大学関西演奏会デカダンスの中にも特有の芳香を漂わせた大正時代は、たおやかな人情や品性に溢 れんばかりの「浪漫」を感じさせる憧れの時代であったように思えます。はかなき もの、崩れ行くもの、に送る感傷的で情熱的な視線の切なさ、美しさ…。色や匂い、 体温や、優雅で繊細な心の動きに敏感であった時代、言葉は木目細かく多様であり、 言葉あるところにいつも歌が寄り添っていたように思ってしまいます。
さて、このステージでは林光の編曲集「日本抒情歌集」から5曲を選んで演奏して
みます。
1.早春賦(吉丸一昌 作詩・中田 章 作曲 1913年発表) |